1965-05-13 第48回国会 衆議院 決算委員会 第27号
○牛島参考人 お答え申し上げます。 ただいまの御質問は私どももすでに考えておる問題でございまして、御質問のように、昭和三十八年度につきまして減価償却を定率法によりまして限度範囲額まで実施し、また退職給与引き当て金につきましても許さるべき範囲内において全額を計上いたしますれば、ただいまおっしゃられたように収支は赤字ということになるわけでございます。この点につきまして私どもの考え方を簡単に申し上げますと
○牛島参考人 お答え申し上げます。 ただいまの御質問は私どももすでに考えておる問題でございまして、御質問のように、昭和三十八年度につきまして減価償却を定率法によりまして限度範囲額まで実施し、また退職給与引き当て金につきましても許さるべき範囲内において全額を計上いたしますれば、ただいまおっしゃられたように収支は赤字ということになるわけでございます。この点につきまして私どもの考え方を簡単に申し上げますと
○牛島参考人 恩給の問題はさておきまして、私ども役員の報酬、手当についてのお話でございます。先回にもお話し申し上げましたように、私ども営団といたしましては、一般職員の給与また部課長の給与、役員の報酬、手当等につきまして、設立以来一般の民間のベースによりまして、私鉄の会社等を参考といたしましてきめられてきた経緯があるのでありまして、それが役員につきまして申し上げますと、建設が進むにつれまして、営業収支
○牛島参考人 ただいまのお話にございましたように、営団の役員は総裁以下副総裁、理事、監事すべて所管大臣、すなわち運輸大臣、建設大臣から任命をされている方たちでございます。人数の点につきましては、先日申し上げましたように、営団ができました経緯並びにその後鉄道建設を進めて参りまして、関係する方面が非常に広範にわたっておりますので、従いまして、仕事を円滑にやりますることなどからいたしまして、各方面の方をお
○牛島参考人 ただいま御指摘のございました三十七年上期の決算につきまして、収支ゼロの決算をいたしておることは、ただいま仰せの通りでございます。そこで私ども考えまするに、この期におきましては、減価償却を定率法によりまして約六一・四%程度の定率法の償却を行なっておるのでございまして、この償却は、私の方といたしましては線別にいろいろ工夫して、線別に償却をいたしております。線別と申しましてもおわかりにくいかと
○牛島参考人 もう一ぺん申し上げますが、実は現在と申しますか、改定以前の百八キロから東京都において行なっております一号線を差し引きまして、そうして営団の免許権ということになってあります線を全部やりますには、最初からかかるものと言えば千七百十五億要るということになるわけであります。そのうち三十七年度までにすでに八百五十二億やっておりますから、それを差し引きました八百六十億ですか、その程度のものが今後この
○牛島参考人 私どもが実際に免許権等を持っております路線につきましては、百八キロのうち、ただいままでやって参ったのが八百五十億程度でございますが、今後あと八百八十億程度要る計算になります。ただ新しい都市計画鉄道網によりまして網がふえております分につきましては、概算を申し上げればやはり千五、六百億以上のものが要ると思います。今後できます地下鉄は非常に深くなります。また駅施設その他の規模が大きくなりますので
○牛島参考人 ただいま御発言のように、東京都におきます地下鉄を建設して参りますには、何と申しましても一番必要なのは資金の問題でございまして、資金をいかにして調達するか、この調達がうまくいくかいかないかによりまして、建設が早くできるかどうかの問題であると私どもは考えておるのでございます。本年度までに私どもが使いました資金は、本年は若干の見込みも含んでおりますが、八百五十二億程度の資金になるかと存じます
○牛島参考人 私どもの想定では、昭和四十年に、この三駅間に乗りかえをするのが一日約五十八万人程度あるという計算をいたしておるわけであります。さらに、数寄屋橋より銀座に至る問の地下一階を一般の通路に開放いたしますので、これを利用する方を入れますれば、一日に約七十万人の人になるのではないか、こう考えております。
○牛島参考人 この点につきましては、すでに三年くらい前から都市計画と話し合いをやっておるのでございます。それで、話し合いの内容と申しますか、私どもの計画といたしましては、皆さん御承知の通り、三号線の銀座の駅と四号線の銀座の駅がございますが、これを東西に結びまして、この線路の下に新しい二号線を入れまして、この間にプラットホームを作りまして総合駅を作りたい、こういうことでございます。これに対しまして、都市計画
○牛島参考人 地下鉄といたしましては、現在着工いたしておりまする新線は、中野坂上から荻窪に至る線でございます。この線につきましては、この十一月の一日に阿佐ケ谷まで開通をさせます。また荻窪につきましては、明年の一月末までにはこれを開通させるつもりでございます。これによりまして、昨年国鉄の中央線が非常に冬季混雑いたしましたが、一月末までに開通いたしまして、非常に緩和されることになると思います。この計画は
○説明員(牛島辰弥君) バスの運賃には、キロ当りの賃率を出しまして、坂路であるとか、或いは雪国においては雪国の割増しを認めることになつているわけであります。御承知のように門司は相当丘陵といいますか、が多い関係で坂路割増しをつけておつたのでありますが、そのために門司が高かつたのではないかと思います。その点については西日本鉄道としても、運賃の調整については考えることになつていると聞いております。
○説明員(牛島辰弥君) お答えいたします。バス路線と一口に申しましても、都市と都市との間の非常に長距離を走る路線と、都市内だけを走る路線と分けられると思うのであります。この都市内のバス路線と申しますと、結局その市民と申しますか、市民の下駄のようなものであります。従つて市民生活とは非常に密接な関係がございます。ただこれを経営のほうから見ますと、都市内のバスというものはその都市の大きさ、人口等からも若干違
○説明員(牛島辰弥君) 只今御質問のございましたヂーゼル・エンジンをつけたバス、トラツクにつきましては、地方自治庁におきまして、地方税法の改正案におきまして、おおむね今回ガソリン、揮発油税が二割程度引上げに相成りますので、その程度のものを目標にいたしまして、ヂーゼル自動車に対しまして、一般のガソリンを使つておりまする自動車より高い自動車税を課するように計画いたしております。このヂーゼル自動車は戦後我
○牛島説明員 第一点につきましては、御承知のように鉄道の新線計画を決定いたします場合におきましては、建設審議会の答申をいただき、それに基きまして国鉄が新線計画の許可を運輸大臣に求める、こういうものにつきましては新規計画である、こういうことでございます。従いましてただいま第二点でお話になりましたような着工するかしないかという問題ではなしに、許可を求めるか求めないか、新たに新線として計上するかしないかという
○牛島説明員 第一点につきましては、ただいま私が申し上げました方針に従いまして、今後とも努力して参りたいと思います。 第二点につきましては、これは今回二十九年度の国有鉄道の予算案につきまして、皆さん方にも十分御審議願いたい。その内容につきまして、その構成等もよく御審議願いたいと思うのであります。何分にも政府出資ができませんものでございますから、この財源を求めるということになりますれば、新たに附加するか
○牛島説明員 お答えいたします。先ほど大臣からもその点につきましては一応お話があつたと思うのでありますが、鉄道の新線建設の費用につきましては、その財源を国の出資に求むべきである。またその出資がどうしてもできないで借入金に求める場合におきましては、その利子の補給をなすべきであるということは、以前からも建設審議会からの答申、建議があつたわけであります。政府としましては、昨年におきましても、また本年の二十九年度予算編成
○牛島説明員 私事務次官の牛島辰弥でございます。ふつつかな者でございますが、よろしく御指導、御鞭撻のほどをお願い申し上げます。(拍手)
○牛島説明員 ただいまから、昭和二十七年八月十三日に、公共企業体等仲裁委員会が国鉄職員の昭和二十七年度賃金の改訂に関する紛争について下しました裁定を、国会に上程いたし、御審議願う次第につきまして、御説明申し上げます。 本年二月十九日に、国鉄労働組合は、昭和二十七年度賃金改訂及び増額の要求を国有鉄道に対し提出いたしまして、両当事者におきまして団体交渉を重ねましたが、三月十三日国有鉄道がこれを拒否いたしましたので
○説明員(牛島辰弥君) 私先般運輸事務次官を拜命いたすことになりました。自動車局長といたしまして、約二年半の間皆様がたの御指導を賜わりましたことにつきましては、深く御礼を申上げます。私御承知のように出身が鉄道出身でございまして、海運、港湾、航空等の仕事につきましては全く素人でございます。今後幾多の難問題が山積しております際に、熱意と誠意を以て今後勉強をして参りたいと思つております。どうか従前にも増して